受変電設備設置に必要な手続きとは

query_builder 2025/11/01
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受変電設備は電圧の調整を行う設備のことで、適切な運用と安全の確保が重要です。
設置には諸官庁への届け出が必要ですが、どのような手続きがあるのでしょうか。
今回の記事では、受変電設備の設置に必要な手続きについて紹介します。
▼受変電設備設置に必要な手続き
■消防署への届出と検査
高圧電力を扱う受変電設備は、火災や事故のリスクがあるため、管轄の消防署への届出が必要です。
設置の7日前までに行う必要があるため、設置より先に届出を済ませる必要があります。
また設置後は消防署による検査が必要で、合格することで使用できるようになります。
■関係省庁や自治体への事前届出
受変電設備を設置する際は、経済産業大臣へ工事の事前届け出が必要です。
届出から30日以内に変更するよう指摘がない場合は、工事を開始できます。
また自治体への届け出が必要となる場合もあるため、事前に自治体の窓口へ相談しておきましょう。
■電力会社による審査のための届出
専門性の高さから、受変電設備の設置には有資格者があたることが義務付けられています。
また電力供給を受けるために、有資格者の情報だけでなく法令や基準に適合した工事となっているかの審査も行われます。
▼まとめ
受変電設備は、消防署への届出と検査・関係省庁や自治体への届出・電力会社による審査のための届出などが必要です。
使用予定日に間に合うよう書類を準備し、安定した電力供給を図りましょう。
『番電設株式会社』は、京都にて幹線設備工事を行っております。
高圧受変電設備の新設や増設にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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