開放型受変電設備の特徴とは?

query_builder 2025/05/15
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開放型受変電設備とは、大型で屋根や建物に覆われていない受変電設備のことです。
キュービクルと比較される開放型受変電設備ですが、特徴についてご存じの方は多くありません。
そこで今回は、開放型受変電設備の特徴について説明します。
▼開放型受変電設備の特徴
■増設や点検をしやすい
開放型受変電設備は、その大きさから広い場所に設置されるため、機器の取り替えや増設が簡単に行えたり、目視で点検しやすいです。
そのため電力や鉄道会社など、大容量の電力を使う施設に設置されている傾向にあります。
■機器が露出している
開放型受変電設備は機器の充電部分が露出しているため、触れて感電しないよう注意が必要です。
また剥き出しの機器が直接日光や雨風・雷などに当たるため、その影響による故障リスクにも注意しましょう。
■工事費用が比較的高い
開放型受変電設備は規模が大きく、現場で組立作業を行う必要があるため、工期が長く費用も高くなりがちです。
また品質の良し悪しが、工事担当者の技術に影響されやすいことも覚えておきましょう。
▼まとめ
大容量の電力が使える開放型受変電設備は、機器が露出しているため簡単に増設や点検ができます。
ただし、大型のため設置には広い面積が必要なほか、故障や感電のリスクや工事費用が高額になりがちな点に注意しましょう。
京都の『番電設株式会社』では、ケーブル延長工事や受変電設備工事などを承っております。
電気工事についてのご質問や不安な点は、いつでも当社までお問い合わせください。

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