ホームドア設置の流れとは

query_builder 2025/04/01
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近年、駅へのホームドア設置が進められています。
ホームドアを設置することで、電車を利用する人の安全やスムーズな運行が叶うなどのメリットがあります。
本記事では、ホームドア設置の流れについて解説します。
▼ホームドア設置の流れ
①支障物の撤去
ホーム下には電気ケーブルや通信ケーブルなど、さまざまな支障物があります。
作業や他の設備に支障が出ないよう、支障物の移設が必要です。
②ホームを補強
ホームドア自体に重量があるため、既存のホームを補強して重量に耐えられるようにします。
設置する環境やホームドアの数に合わせ、作業は深夜や早朝などに行われます。
そのため、長期間にわたってこの工事を行うことがほとんどです。
③ホームドアの設置工事
ホームの補強が完了したら、設置場所の測定や設置する機材の搬入などを行い、ホームドアの設置を行います。
設置位置をミリ単位で調整し、ドアと列車にズレや干渉が発生しないよう丁寧な作業が必要です。
④微調整・動作確認
ホームドアを設置したら、配線や開閉に使用する機器の調整・動作の確認などが行われます。
多くのケーブルがあるため、必要なものを正しく接続できるよう慎重な作業が重要です。
センサーの試験や撤去した支障物を元の位置に戻す作業などを行い、ホームドア設置工事が完了となります。
▼まとめ
ホームドアの設置は、ホーム下の支障物を撤去する工事から、ホームの補強やホームドア設置、調整や動作確認を経て完了となります。
深夜や早朝に行われるため、運用開始までに長い期間が必要ですが、安全性の確保のために必要な期間であると言えるでしょう。
『番電設株式会社』は、さまざまな建物の電気工事に幅広く対応する会社です。
受変電設備の更新やホームドアの設置工事なども承りますので、お気軽にご相談ください。

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