幹線引きの施工方法とは

query_builder 2025/03/15
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幹線引きとは、電気配線を敷設したり改修したりする工事のことです。
ビルや工場など、さまざまな施設の電気配線を行う際に欠かせない工事ですが、施工方法にはいくつか種類があります。
今回は、幹線引きの施工方法と特徴について解説します。
▼幹線引きの施工方法
■枝状方式
枝状方式では、幹線を木の枝のように分岐したり分けたりして接続します。
幹線を分岐させているため部分的な停電が難しく、広範囲に影響がでる一方、コストが抑えられるのが特徴です。
■ブロック枝状方式
枝状方式のデメリットである停電範囲の広さを解消できるのが、ブロック枝状方式です。
幹線を細分化・ブロック化することで、停電が発生する範囲を限定できる仕組みになっています。
■単独方式
単独方式は、それぞれの盤に幹線を1本ずつ接続する施工方法です。
部分的な停電が可能なため、事故やメンテナンスの際に停電範囲を最小限に抑えられます。
しかし、枝状方式に比べてコストが高い傾向にあります。
■ループ方式
ループ状にした幹線を、盤と接続するのがループ方式です。
ループ内には開閉器が取り付けられており、供給方向を限定できるようになっています。
コストは高めですが、開閉器によって停電範囲を限定できるのがメリットです。
▼まとめ
幹線引きの施工方法には、枝状方式・ブロック枝状方式・単独方式・ループ方式などの種類があります。
停電範囲やコストなどに違いがあるため、目的に合わせて最適な施工方法を選ぶことが大切です。
『番電設株式会社』では、工場や病院などさまざまな建物で電気工事を行うスタッフを求人しています。
多くの現場に対応できるようしっかりサポートいたしますので、未経験の方も安心してご応募ください。

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