キュービクルとトランスの違いとは?

query_builder 2025/01/13
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公共施設やオフィスビルなどに欠かせない電気設備に「キュービクル」と「トランス」があります。
どちらも電力の安定供給を支える重要な設備ですが、違いを明確に把握している方は少ないのではないでしょうか。
この記事では、キュービクルとトランスの違いについて解説します。
▼キュービクルとトランスの違い
■キュービクルとは
キュービクルは、高圧受電設備を金属製の箱にまとめた装置のことです。
受電した高圧電力を低圧に変換し、建物全体に電力を供給する仕組みを持っています。
また計器・遮断器・変圧器などが内部に収められているため、安全で効率的な電力管理が可能です。
■トランスとは
トランスは、電圧を変換するための機器で、変圧器とも呼ばれます。
高圧電力を低圧に変換するだけでなく、逆に低圧から高圧に変えることも可能です。
形状やサイズは、キュービクル内に収められるものから独立設置型まで多岐にわたります。
■キュービクルとトランスの相違点
キュービクルは電力を管理する設備全体のことを指し、トランスはその中の一部です。
例えば、キュービクルには遮断器や計器も含まれますが、トランスにはこれらは含まれません。
またキュービクルは電力供給の全体的な制御を行いますが、トランスは電圧の変換に特化しているという違いもあります。
▼まとめ
キュービクルとトランスは電気設備において密接に関係していますが、役割は異なります。
トランスはキュービクルの一部として、電圧を変換する役割を担う機器です。
『番電設株式会社』は京都エリアにて、公共施設の受変電設備・幹線設備などに関する電気工事を行っています。
迅速で高品質な施工をいたしますので、ケーブル延線や受変電設備のことなら当社へお任せください。

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