幹線方式の種類

query_builder 2025/06/08
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幹線設備工事は、電力や通信インフラにおいて重要な工事です。
しかし、どんな施工方法があるのかや最適なのかについて、迷うことも多いのではないでしょうか。
この記事では、幹線方式の種類について分かりやすく解説します。
▼幹線方式の種類
■枝状方式
幹線から枝分かれして、複数の接続点へ電力や通信を分配する方法のことを指します。
この方式は、配線が比較的シンプルでコストを抑えられる点が特徴です。
ただし幹線が故障すると、下流の全ての接続点が影響を受けるリスクがあります。
■ブロック枝状方式
枝状方式よりも、さらに複数のブロックに分けて構築する方法です。
各ブロックが独立した構造を持つため、一部が故障しても他のブロックに影響を与えにくい特徴があります。
また、コストと安全性のバランスが良い点も魅力です。
■単独方式
各接続点が専用の幹線で、供給を受ける構造です。
他の接続点に影響されないため、非常に高い信頼性を確保できます。
ただし幹線の本数が増えるため、設置コストやスペースが課題です。
■ループ方式
幹線が環状に配線され、接続点がその途中に配置される形式です。
この構造では、幹線の一部が故障しても逆方向からの供給が可能になります。
ただし、配線の複雑さや設置コストの増加が課題です。
▼まとめ
幹線方式には、枝状方式・ブロック枝状方式・単独方式・ループ方式などがあります。
用途や規模に応じて適切な方式を選ぶことで、効率的で信頼性の高いシステムを構築できるでしょう。
京都にある『番電設株式会社』では、受変電設備工事や幹線設備工事などの電気工事を承っております。
商業施設や病院などの施工実績もございますので、安心してお任せください。

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